沈まぬ太陽

今週の火曜日、文化の日に映画「沈まぬ太陽」を見てきました。

とある航空会社の従業員組合に所属する幹部2人の人間模様を描いた山崎豊子さんの長編小説が原作です。主人公は組合の委員長をしながら従業員の待遇改善と安全な空の運航を願って、絶えず会社と戦う正義感なる勇敢な男です。

その勇敢さが会社から煙たがられ、海外の僻地を転々とする報復人事を強いられます。とある航空会社とは明らかに日本航空(JAL)です。主人公は一貫して会社の理不尽さを追求しますが、同じ組合の副委員長をしていた行天(ぎょうてん)という男は、会社の上層部にたぶらかされて、取りいられ上手に出世していきます。二人の男の人間模様が、なるほど映画を見ている人にわかりやすいコントラストで、天使と悪魔という風に描かれています。

原作者の言いたいことが十分に伝わってきます。よくある企業小説です。考えさせられる部分が多いのですが、もっと深い人間の優柔不断でうつろい易い複雑な部分があるともっと現実感があったような気がします。

天使と悪魔、人間は常にこの二つに悩まされ続けます。いけないと思いながらも「会社のため」と自分を納得させたり、悪いと思いながらも「お客さまのため」と自分を慰めたりします。一貫していたりあべこべだったり、時として整合性があったり人間的だったり、自分でもわからなくなります。答えは永久に出ないのでしょう。

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しばらくゼロ金利

今日(5日)の日経新聞夕刊の一面に、FOMCの声明文が掲載されていました。

アメリカの景気の状況を決して楽観視しているようではないようです。政府機関債の購入については当初の1800億㌦から1750億㌦に小幅縮小、住宅ローン担保証券の買い取り期間は2010年3月までと前回の方針を維持。

個人消費は回復しつつも、前回から大きく変わっていない。住宅市場も最悪期は脱したが、それほど強い回復でもない。当分、インフレ懸念は表面化しない。よって政策金利であるフェデラルファンドレート(FF)を現状のまま0~0.25%で維持する。

でも、景気の判断としては「引き続き上向き」となんとも微妙なニュアンスを含むものです。自信はあるけど、一応補助輪ははずさない、といった感じでしょうか。来年の春にも金利が上がるのでは、と予想していた向きには期待を裏切られた印象です。ただ、現状をありのままに判断すると、当分、金利の上げはないですよね。FRBの判断は賢明だと思いました。

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菊花賞

3冠の最終レース、菊花賞が間もなくスタートします。

ダービー馬が参加しない菊花賞はこれで3年連続、最有力馬が出走しないことはとても残念ですし、やや関心をそがれる面がある半面、どの馬にもチャンスがあり、馬券的には興味深いところですね。

どの馬にもチャンスあり、7番ヤマニンウイスカーに頑張ってほしいと思います。

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資金の流れ

昨年の12月ごろから、銀行のお客さんの資金の流れは「定期預金」でした。特段アプローチをしなくても、定期預金の申し込みが多く、今年の7月ごろまでその流れが続いていました。

しかし、ここ2,3ヵ月はやや変わってきたように感じます。「車の購入代金」とか「マンションを買う」とか「とにかく使うから」といった訳のわからない理由まで含めて、「定期預金の解約」が増えてきたように感じます。実際の数字でみても残高はちょっとづつ減ってきていいます。お金を「使う」という方向にみんなが向かっているような気がしてなりません。

もっと気になるのは、金利水準と人々の心理です。ほかの銀行よりも0.1%高い、とか虫眼鏡で見ないとわからない金利水準に敏感になるのではなく「それっぽっち」という感覚が充満してきています。いくら景気が悪くてもその金利はないわよね的な見方、不景気に飽きた、と言ってもいいのかもしれません。

お金を動かすのはやはり気持ちですよね、徐々に動いてきたのかもしれません。

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ブラジル

9月22日、格付け会社のムーディーズはブラジルの自国通貨建ておよび外貨建て政府債務格付けを、投機的等級の「Bb1」から「Bbb」へ格付けを引き上げたと発表しました。格付けの見通しは「ポジティブ」となっています。

今回の見通しにおいて、ムーディーズ社は、国内総生産(GDP)の落ち込みが短期的で小幅だったことや、銀行システムに緊張が見られなかったことなどを挙げ、投資適格級のソブリン債に通常備わっている経済・金融の底堅さがみられると説明しています。

昨年こそマイナス成長でしたが、成長率も5%台を維持していて、人口も増えています。町にはスラム街も多くあるようで、貧困層の底上げが経済の底上げにつながるわかりやすい構造です。中流層を増やし、消費意欲を盛り上げるイコール所得増大につながれば、さらに成長するでしょう。

スタンダードアンドプアーズ社は2007年に、フィッチは2008年にブラジルのレーティングを投資適格債に引き上げています。どの格付け会社も同じ意見のようです。2014年にサッカーのワールドカップ、2016年にリオデジャネイロオリンピックとイベントも満載、経済規模からすると相当なインパクトがあり、設備投資、社会インフラは充実することでしょう。投資対象としては楽しみな国です。

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八ツ波ダム

どう考えても自分が悪いのではなく、前任がやったことなのになぜか自分のせいになってしまう。

間違いなく前に人が悪いのに、ずるずる時間がたってくるうちに、それも半端じゃない時間、どっちが悪いのかさえ分からなくなる。

これまで使った金額が半端ではないため、無駄になるよりは押しきっちゃったほうが得かな、どう考えても作った後のほうが大変なのはわかりきっていることなのに~。

静岡空港のようにならないためにも、八つ場ダムはまずいでしょう。掛け違えてボタンはしっかりかけなおしたほうが、あとあと絶対いいと思います。

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銀行貸出

銀行貸出の伸率が減速が続いています。

8月銀行・信金貸出残高は前年比+1.8%でした。6月は2.4%、7月は2.1%でした。特に都銀0.9%地銀は3.3%で両者の減速が大きく、第二地銀は1.8%と7月の1.7%から伸率を上昇させ信金は1.5%と7月と変わらずでした。

貸出先別をみると、法人向け貸出の寄与度は中小企業向け、および設備投資の貸出増によって下げ止まりつつある一方で、個人向け貸し出しの寄与度が住宅ローンの不振などで、5月以降低迷しています。

逆に、実質預金+CDの残高は前年比+3.3%と逆に伸率が拡大していて、金融機関は運用難に直面していることがわかります。結局、金融機関にとっての運用先は国債ということになるため、銀行部門による政府部門のファイナンスの円滑化によって長期金利は今後も安定すると思われます。

長期金利が上がらない、ということは成長性も低くなるということなので、安定はいいのですが低く安定なので、マーケットにとってはそれほどよくありません。2%程度のところで安定してほしいのですが、どうやらそうもいかないようです。

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民主党政権

民主党政権が誕生します。

来年の7月に参議院選挙があるので、そのときまでどう結果を出すか見ものです。時間的な優先順位がつき政策は「子供手当て」に代表される家計所得の分配政策が主流となるでしょう。所得控除見直しなどの税源問題、およびその他の痛みを伴う政策は2011年度以降に先送りされるのではないでしょうか。

優先順位の高い政策は厚生労働省や国土交通省関連のものが多く、これらの省庁は政治改革にも深くかかわっていて、その意味では担当大臣は要注目と言えます。

製造業への派遣禁止や最低賃金引き上げ、郵政民営化見直し法案は民主党にとって必ずしも優先順位は高くない政策ですが、連立与党となる民主党、国民新党では最優先になっているので、そのあたりのハンドルさばきは難しいところです。これら法案の審議が、早期の予算成立を阻害するのかもしれません。

鳩山論文の「アジア共同体」構想は他の民主党議員も共有する構想であり、円高志向に結びつきやすい点です。日米の金利差がないことを考えれば、相当な円高も覚悟しておいたほうがよさそうです。う~ん難しい、深く予想するといいことはないので、この辺にします。

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竹田和平さんの言葉

今週の日経ヴェリタスに、著名な投資家、竹田和平さんの言葉が掲載されていますので紹介します。

「どの株があがるか、何を買えば儲かるか、と言う人がいるがそういうのは“投資の劣情”」

「上がって良し、下がって良しの株価かな」

「株価の数字は幻、記号にすぎんわね」

「お金はしょせん幻。でも幻だからこそ、どんな形にでもなる」

「株は死なない、あしたも資本主義」

「前回の恐慌後は、戦争に突入した。今回はそうならないように行き過ぎた自我の追及を求めて“まごころ”を大事にする転換が必要だかね」

このレベルまで行くのに彼はどれほどの資金と時間を要したのでしょうか。どの分野でも「悟る」レベルに達するのは簡単なことではありません。すべて含蓄のある言葉です。

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ページビュウが上がらない

このブログの元のHP「投資信託でスローマネー http://slow-money.com 」のページビュウ(訪問者)がなかなか増えません。いろんなサイトとリンクさせていただいたり、yahooのビジネス登録サイトに申し込んでみたりしても、だめです。

おまけにyahooからは「有益な情報がない」とのだめだしまでされてしまいました。う~ん、謙虚に受け止めるとしても、とても厳しい表現です。基本が投資、しかも投信を使って時間をかけることをテーマにしていますから、奇抜な、突飛な、人目を引く看板があるわけではありません。コツコツ積み立てることを啓蒙するHPですから、当然のこととはいえつらいところです。逆に人目を引くものがないからこそ、長期的にジンワリと聞いてくる、と思っています。

みなさんページビュウを上げる何か良い方法を知りませんか、教えてほしいです。

誰から何と言われようと自分の信念は曲げません。スローマネーが一番です。 http://slow-money.com

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